お金は楽しみながら手に入れるべし!
皆さんはお金を貯めるためにどのような事をされていますか?
株やFXなどの投資でしょうか。
とにかく働く!のも一つの方法ですよね。
でも最も簡単で身近なのは節約ではないでしょうか。その度合は人それぞれですが、普通に誰もが経験していると思います。
コンビニに寄ってシュークリームを買うのを辞めるとか。コーヒーやお茶代節約のために自前のタンブラーを持って行くとか。
お小遣い制のサラリーマンのお父さんのランチは500円までとか、、、。涙ぐましい話もよく聞きます。
無理のない範囲で節約をされるのは良いと思います。
でも中にはとにかく我慢!
欲しい物も食べたい物も我慢!
ただひたすら預金通帳を眺めて、安い物も求めて走り回る生活をするストイック節約の方もいます。
かく言う私もそうでした。
一円単位で家計簿をつけ、少しでも予算オーバーするとヒステリックになっていました。
いくら溜まったと思いますか?
溜まったのはストレスです。(;’∀’)
ストイックな節約に未来はなかった
節約とは我慢することだと思っていました。だから我慢すればお金持ちになれると思っていたのです。
「使わなければお金は貯まる一方」だという法則を信じて疑いませんでした。
でもそれはとんでもない勘違いでした。
我慢の節約はメリットよりデメリットの方が多いです
我慢してある程度のお金は貯まったとしても、それに以上に心身共にダメージを受けます。家族への悪影響もあります。
例えば、
- 優先順位が必要な物から安い物になる。なので安いという理由だけで必要な物以外の物も購入。結局たいして節約になっていないし、物がどんどん増えていく。せっかく買った物なので捨てられない。
- 1円でも安い物を求めてさまよう。長距離移動でも安いスーパーに行くなど、時間を無駄にしていることに気がつかない。
- 安い食材ばかりの食事で飽きてきて、その反動で高価な外食をしてしまい自己嫌悪。またはその我慢でイライラする。
- 小銭の計算に必死になる。万が一お釣りを間違われようものなら、それを取り返すのに必死になる。
- 自分や家族の教育費すらもったいなく感じてしまう。本や新聞を買うなど、教養を育てるために必要なお金を出し渋る。
- お金持ちに対してのヒガミと嫉妬が強くなる。いつも自分をお金持ちと比べて、00が出来ないのはお金がないからだと全部お金のせいにするようになる。
- 人付き合いが悪くなる。お誘いがあってもお金を使いたくないので、余計なお世話だと感じるようになる。
- 必死になって貯めたお金なので人へは一切使いたくなくなる。寄付は論外。プレゼントももったいないのでしたくないと思う。
- なので、季節のイベントが近づくたびに憂鬱になる。誕生日ですら祝えない。
- 貯金残高を見ることが唯一の楽しみになってしまう。それが趣味や目的となってしまい、さらに節約や我慢に拍車がかかる。
- 一方で、貯金残高が常に不安になる。少しでも減ると不安に押しつぶされそうになる。十分にあっても満足しない。
- 全てに対してわくわくした気分にならない。お給料日でもこれしか増えないと思ったりする。楽しいはずのことも、お金を使うとなると途端に楽しくなくなる。
- 自分の健康さえないがしろにする。病気でも診療費を考えてしまい病院へ行けない。歯の治療はもちろんのこと、歯の定期検診やクリーニングも無駄だと思う。
- とにかく我慢、我慢の連続で常にイライラしてストレスを抱えている。気持ちに余裕が無いので怒りっぽくなる。
- 労力に合っていない節約金額だと分かっていない。必死になって貯めたお金なので執着が強く使いたくない。
- 時に執着心が強すぎるあまり、貯蓄があるにも関わらず人からお金を借りたりする事もある。
これらはほんの一例です。
楽しくない毎日を過ごしながらお金を貯めるのは疲れます。
我慢節約をやめて見えた事
我慢する節約をとりあえずやめてみると、色々なことがちょっとずつ楽しくなり始めました。
食べたかったケーキも買ってみます。ショーウインドーに並ぶ可愛くてキラキラしているケーキを眺めているだけでウキウキしてきます。どれにしょうかしらと心が弾みます。
お茶にも積極的に出掛けます。人間関係も広がります。色々な情報も教えてもらえます。
こうして少しずつ心に余裕ができて視野が広がってくると、ある一つのことに気が付きました。
それは「お金を貯める方法は我慢以外に色々ある。」と言う事です。
周りが見えていない時は、こんな単純な事にすら気が付きませんでした。
流行りのネットフリマで不要品を売るのも一つの方法ですね。ある方は売れる売れないより、出品して人と繋がるのが楽しくて仕方ないと言ってました。
好きでやっていることなのでストレスもありません。相手に喜んでもらおうとする気持ちが伝わるのでしょうか、直ぐに売れるそうです。
自分も楽しくて、お金も儲かる。これが本来の姿ではないでしょうか。
つまりお金は苦しみながら貯めるものではないし、苦しんでもそれに見合うような金額は貯まらないということです。
まとめ
お金は天下の回り物とはよく言ったものです。
自分の所で停めておいても何の意味もないのです。
自分が成長出来ることや使わなくてはいけない時にきちんと使い、楽しみや教養を手に入れる。
するとそれが糧となって自然とお金が手に入るようになっているのだと思います。
自分に合った節約方法で、毎日を楽しく生活しながらお金を貯めましょう。